地雷博物館に行く。
ここは地雷博物館。
左はここの責任者。
右は(財)カンボジア地雷撤去キャンペーンの代表の大谷さん。
ここには撤去された多数の地雷が保存されている。
もちろん処理された後だけど。
彼は、アキ・ラーさん。
彼は少年兵として多くの地雷を埋めて来たが、その結果多数の犠牲者を出し続けている現実をなんとかストップしようと、生涯を地雷撤去に捧げている。
また地雷の被害を受けて、未来の可能性を遮断された少年達や、親を失った子ども達の育ての親として、多くの子ども達の世話をしている。
地雷は人の命を奪う為のものではない。
片足もしくは両足を奪い、その人の未来への希望や可能性を奪う悪魔の兵器なのだ。
戦争中に地雷で片足を奪うと、その兵士を救済するためには、二人の兵士が左右の肩をささえるため、兵士の戦力がそがれる。
また未来への可能性を奪う為に、兵士の戦意自体をそぐ事ができる。
重さ5キロの加重で爆発するもので、今でもその威力は落ちない。
教育が行き届いていない田舎では、地雷を見つけて、それを遊び道具にしたりする。
その結果、被害は絶えないのだ。
- 2013.07.15 Monday
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- 21:25
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- by 吉野 浩